阪神・近本、球宴で大ブレークの流れ後半戦でも!「僕が勢い作る」

[ 2019年7月15日 05:30 ]

小雨の降るなかティー打撃をおこなう近本(撮影・大森 寛明)  
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 地に足を付け、再発進だ。13日のオールスター第2戦で新人初の先頭打者本塁打、球宴史上2人目のサイクル安打、同5安打と大暴れした阪神・近本が14日、甲子園球場で行われた全体練習に参加。15日の中日戦から始まる後半戦へ、決意を新たにした。

 「(後半戦も)しっかりと勝てるように。しっかり僕が先頭で出て、流れ、勢いを作れるように。自分の仕事をしたいと思います。とりあえず明日の一戦をどうするかですね」

 記録と記憶に残る初球宴から一夜明け。猛虎の切り込み隊長は、すでに気持ちを切り替えていた。「竜倒」へ向け、自らに求められる役割を果たすのみ。近本が得点を記録した試合は今季37試合で通算25勝11敗1分け、勝率・694。その出塁が、チームの勝利に直結する存在だ。

 「松坂さんは偉大な投手ですが、そこまで深く考えずに、しっかり勝負を楽しめたらと思います」

 レジェンドを過剰に意識することもない。16日の中日先発は、今季1軍初登板となる松坂の予定。相手は、自身が4歳の年に横浜高のエースとして甲子園大会で春夏連覇を達成し、日米通算170勝を積み上げている「平成の怪物」だ。当然、その偉大さは分かっているが、今は同じプロ野球選手同士。真っ向勝負を挑むのみだ。

 前夜の活躍には、矢野監督も「最高でしょう。あれ以上(の弾みは)ないでしょう。打撃の内容もいいし」と賛辞を贈った。そして「それ(球宴)とペナントレースを同じようにはできないんだけど、同じように(思い切って)やるかどうかを決めるのは自分。近づけることはできると思う」と期待を寄せた。

 球宴の反響は「ドラフトの時よりは少なかったですが、都市対抗優勝よりは多かったです。LINEが150件くらい来ました」と近本。後半戦では、それ以上の活躍を期す。(惟任 貴信)

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