鷺宮製作所の左腕エース野口1失点完投 「ルーズヴェルト・ゲーム」モデルチームが…

[ 2019年7月15日 14:22 ]

第90回都市対抗野球大会第3日 2回戦   鷺宮製作所5―1Honda鈴鹿 ( 2019年7月15日    東京ドーム )

<都市対抗 Honda鈴鹿・鷺宮製作所>力投する鷺宮製作所先発・野口(撮影・郡司 修)
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 鷺宮製作所の左腕エース・野口亮太投手(26)は淡々と101球を投げ終えると、ナインとハイタッチを繰り返した。3安打1失点の無四球完投。チームを2年連続で初戦突破に導いた。

 「球数が少ないのはいつも通り。自分はファーストストライクを取ったらゴロで打ち取るタイプだからフォアボールは出さない。基本通りです」。球速は130キロ中盤でも打者の懐に直球を投げ込むと外側のカーブ、スライダーで芯を外す。打ち気にはやるHonda鈴鹿打線は凡打を重ねるだけだった。

 目指すのはヤクルトの39歳左腕・石川雅規投手だ。軟投派ながら現役最多の通算166勝をマーク。「コントロールがすごいですよね」。野口の身長は石川より3センチ低い1メートル64。それでもプロの強打者を手玉に取る投球術は最高の手本である。

 「今年は打線が点を取ってくれる。まず1戦々々ですけど最終目標は優勝」と野口。過去最高は07年4強も、14年にTBS系ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のモデルにされたと言われる野球部は頂点を目指している。

 “予行演習”も済ませた。NTT東日本が同大会を制した17年、補強選手として出場した野口は決勝・日本通運戦に2番手で登板し勝利投手となった。「あれで社会人でも通用すると自信がつきました。自分のチームで投げられれば最高ですけど…」。7・25決勝でマウンドに立つイメージは出来ている。

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