【有藤通世 パ後半戦展望】ソフトB、5割で78勝前後…CS争い焦点

[ 2019年7月15日 08:45 ]

練習前、ナインを集め話をする工藤監督(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは工藤監督が長いシーズンの戦い方を熟知している。昨季も故障者が出た前半は苦しんだが、後半に立て直して2位から一気に日本一に。今季も柳田、中村晃を欠くものの、昨季の経験からか指揮官の采配には落ち着きがある。

 投手陣はリーグトップの防御率3・44。守護神では昨季はサファテの穴を森が埋め、今季は新人の甲斐野がいる。層の厚さは他の追随を許さない。例えば6連戦を3勝3敗と五分のペースでもシーズン78勝前後に届く計算で、2位以下が追い付けるか。おのずと焦点はCS争いになる。

 昨季覇者の西武は、中村が元気なのが大きい。4番・山川の後ろを打つだけにキーマンとなる。日本ハムは私自身、今季の優勝候補に挙げた。チームのまとまりは感じるが、上沢が抜けた穴は大きい。金子、加藤らを先発で長いイニングを投げさせる形を取るのか。もちろん4番・中田の奮起も欠かせない。

 則本昂が復帰した楽天は、新加入の浅村の数字がやや寂しい。西武時代は相手のマークが山川ら他の強打者と分散していたが、今は「歩かせてもいい」と徹底マークされている。焦ってボール球に手を出すケースも見られるが、どう打破するか。

 ロッテも踏ん張っているが、上位進出には石川、涌井、ボルシンガーが勝ち星を伸ばすことが必須条件。現時点で3人で8勝11敗では厳しい。(スポニチ本紙評論家)

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