【東東京】スリーバントの青学、スクイズから快勝 また小技で先制

[ 2019年7月15日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 東東京大会3回戦   青山学院11―1都大崎(7回コールド) ( 2019年7月14日    神宮第2 )

<都大崎・青山学院>4回一死、9番熊本のスクイズで生還する青山学院・市川
Photo By スポニチ

 青山学院が7回コールド勝ち。圧勝のきっかけは2試合連続となるスリーバントスクイズだった。0―0で迎えた4回、先頭の主将、市川の左前打から1死二、三塁とし、9番の熊本が2ボール2ストライクから投手前に転がした。熊本は「成功体験が自信になった。(ベンチ、三塁走者とも)意思疎通ができていた」と胸を張った。

 初戦となった2回戦の桜丘戦でも、スリーバントスクイズを決めていた。試合の均衡を破る価値のある先制点から打線がつながり、一挙7得点で試合を決めた。

 昨秋の東京都秋季大会の1次予選で都大崎に敗れていただけに、市川主将は「昨秋、大崎に敗れた悔しさが土台になっている」と話した。昨夏に並ぶ4回戦進出。過去最高は1947年の東東京大会ベスト4で、チーム一丸となって突き進む。(古澤 航)

続きを表示

2019年7月15日のニュース