阪神・原口、ファンに「感謝の気持ちを」球宴賞金からプレゼント用意

[ 2019年7月15日 05:30 ]

オールスター選出の感謝を込めて、ファンへプレゼントすることを決めた阪神・原口
Photo By スポニチ

 阪神・原口文仁捕手(27)が14日、「マイナビオールスター2019」で獲得した賞金をファンに“還元”することを決めた。感謝の思いを込めた記念のリストバンドを、500人のファンにプレゼントする。1軍で19試合出場ながら「プラスワン投票」で夢舞台に立たせてくれた人達へ、原口らしい、最大限の恩返し。新たな思いを胸に、15日からの後半戦へ臨む。

 原口らしい恩返しだった。制作中の記念グッズは原口の直筆で「ありがとう」の文字が刻まれた特製のリストバンド。500名のファンにプレゼントする予定で、申し込み方法は自身のTwitter(@fumihit94)で発表する。原口はスポニチ本紙取材に対して、ファンへの感謝を改めて口にするとともに、プレゼントの意図を明かした。

 「選んでいただいたからこそ今回の結果があるので、感謝の気持ちでいっぱいです。500人と限られた数ですが、賞金の中から、リストバンドをプレゼントさせていただきたいと思います」

 今回の球宴には、最後の1人を決める「プラスワン投票」で選出された。12日の第1戦で代打本塁打を放ち『敢闘選手賞』を受賞。さらに、翌13日の第2戦に「7番・DH」で先発すると、2回無死走者なしからソロ本塁打を記録した。大腸がんから1軍復帰後1カ月余で起こした「球宴連弾」という奇跡が評価され、『マイナビ賞』と『ツイッタ―賞』を受賞した。

 賞金は各100万円で合わせて300万円。使い道について「娘のオムツ代とミルク代ですね」と笑顔で明かしていた。2試合連続本塁打という結果だけで十分、選んでくれたファンに対する感謝の気持ちは伝わったはずだが、原口はそれに飽き足らず、直接的な恩返しも加えた。

 「大きな賞を2日続けていただきました。当然ですが(球宴に)、選ばれていなければあり得なかったことです。この成績で選んでいただいて賞まで獲れたのは皆さんのおかげ。ほんの少しですけど、感謝の気持ちを表現しようと思って」

 疲労を考慮されてこの日の全体練習に参加せず、15日から始まる後半戦に向けて名古屋へ移動した。「これからは結果が一番になってきます」と気を引き締め、「与えられたところでチームの期待に応えたい。ファンの人の思いに応えたいという気持ちで、結果を求めてやっていきます」。全ての野球ファンに感動と勇気を与え続ける不屈の男は、勝負の後半戦へ、闘志をたぎらせた。(巻木 周平)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年7月15日のニュース