【岩手】江南義塾盛岡、13人で戦った夏…無念の敗戦に村上監督、目を赤く染め

[ 2019年7月15日 14:08 ]

第101回全国高校野球選手権 岩手大会2回戦   江南義塾盛岡0-10水沢工(6回コールド) ( 2019年7月15日    花巻 )

<高校野球岩手県大会 水沢工・江南義塾盛岡>敗戦となったが13人で戦い抜いた江南義塾盛岡の選手たち(撮影・木村 揚輔)
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 部員13人の夏が終わり、28歳の青年監督は涙を堪えるのに必死だった。0―10の6回コールド。ゲームセットの瞬間、江南義塾盛岡の村上宣樹監督は青空を見上げていた。

 「今のチームは去年の秋から9回を戦ったことがなかった。何とか9回までやらせてやりたかったけど…。最後は守り切れなかったのが残念」。中盤に守りが崩れ、6回に5失点で試合終了。村上監督は真っ赤な目でそう言った。3年生7人と2年生1人、1年生5人の13人。昨秋は他部から助っ人を募って公式戦に出場した。「部員は足りなくても厳しい練習についてきてくれた。だから9回までやらせたかった」

 部員が8人だった昨秋。練習試合は相手校の了解を得て、今春までコーチだった村上監督が9番・左翼で出場していた。実は村上監督は岩手のクラブチーム「MKSIベースボールクラブ」の現役選手(内野手)。6日にJABA岩手県クラブ選手権大会で優勝したばかり。選手たちと一緒に白球を追い、ここまでやってきた。

 新チームは6人。それでも、秋の大会は助っ人を得て単独チームで出場する。「少なくてもできることを示したい」。村上監督の情熱の下、江南義塾盛岡は新たな一歩を踏み出す。
 

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