三菱自動車岡崎エース仲井、独特のフォームでHonda打線幻惑 ドーム1勝の次は「もちろん上が目標」

[ 2019年7月15日 21:19 ]

第90回都市対抗野球大会第3日 2回戦   三菱自動車岡崎5―2Honda ( 2019年7月15日    東京ドーム )

<三菱自動車岡崎・ホンダ>力投する三菱自動車岡崎先発の仲井(撮影・久冨木 修)
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 何か合わない。Hondaの強力打線がブンブン振り回しても、三菱自動車岡崎のエース仲井洋平のボールを捉えられない。振りかぶって、捕手のようにテークバックがほとんどない投法。以前は力投型で大きく振りかぶっていたが、2年前から先発を任され「あの投げ方では9回を投げきれない」とフォームを試行錯誤。そしてたどり着いた。

 見ている人には打撃投手が投げているようにも映る。トヨタ自動車のエース佐竹を思わせるフォームが逆にHonda打線を惑わせ凡打の山を築かせた。

 「大会前からドームで勝とうと言ってきた。目標の一つは達成できた。終盤はちょっと疲れが出ましたけど」

 予選は自責0(失点は1)の防御率0点男。この日は8回に2四球から痛打を浴び2点を失ったが、勝利投手は手放さなかった。

 野波尚伸監督は「粘り強く投げてくれたね。8回に2点を取られたけど、マウンドに行ってここだけは切れ(抑えろ)と言った」と13年ぶりに挙げたドーム1勝を喜んだ。

 「ドームで勝つのが目標ですけど、もちろん上(優勝)が本当の目標です」愛知・時習館―慶大の名門コースから三菱に進んだ29歳。“ドクター0”は消えたが、元慶応ボーイの爽やかな笑顔はそのままだった。

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