加藤浩次 移住者への提言“都会風やめて”に「こうやって掲げることは僕は悪いことじゃないと思う」

[ 2023年2月13日 12:35 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が13日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。福井県池田町の広報誌で、移住者への提言として示された「池田暮らしの七か条」に、「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然」といった表現があり、物議をかもしていることについて言及した。

 この表現に、移住者らから「広報誌の表現として不適切だ」と批判が上がっている。町は「意図が分かるようにするべきだった」としつつ、修正予定はないとしている。町によると人口は約2300人で、例年約20人が県内外から移住している。町は、住民から「移住者が共同作業に賛同しない」などと相談を受け、33地区の区長会と協議。区長会は七か条を作り、1月中旬発行の広報誌に掲載された。町ホームページでも公開している。7か条は「町の風土や人々に好感を持って移り住んでくれる方々のための心得」と説明。地域行事や支え合いの習慣が多く「濃い人間関係を積極的に楽しむ姿勢を持ってください」と理解を求める一方で「今までの自己価値観を押し付けないこと」などと記した。

 加藤は「根本的に移住する側は移住させていただく、迎える側は来ていただく、両方その気持ちがあればいいと思う」と前置きし、「田舎に行くってどういうことかなって考えた時に、まずは自然に触れたいと思うでしょ。そこに人とも関わっていきたいってところもないと田舎に行く意味ないですよ。“自然気持ちいい”なんて1カ月、2カ月なので、そこの地域の人と関わってその街に貢献したりするのが楽しいのであって、自然だけ楽しんで“人関わらないでくれ”ってやってても全然面白くないし、行く意味ないと思う」と私見を述べた。その上で「だからこうやって掲げることは僕は悪いことじゃないと思う」と語っていた。

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2023年2月13日のニュース