大地真央 宝塚の試験で放った“強心臓”な一言「それが良かったというわけではないけど…」

[ 2023年2月13日 16:17 ]

大地真央
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 女優の大地真央(67)が13日、NHKラジオ第1「ごごカフェ」(月~金曜後0・30)にゲスト出演し、宝塚歌劇団に入団したいきさつを明かした。

 1973年に宝塚に入団。26歳という若さで、月組トップスターに就いた。もともと芸能界に憧れがあったが、父からは猛反対されたという。「女優になりたいみたいな話をしたら、父が“とんでもない!”みたいな。元職業軍人で、すっごい優しい父なんですけど、“殺されるぞ、都会に行ったら”みたいな形で大反対された」と明かした。

 そんな父を説き伏せてくれたのが、宝塚ファンという父の友人だった。「その父の友達の方が宝塚ファンのおじさまで、“宝塚は安心して預けられる。いい意味の軍隊みたいな学校で、三女のわがまま娘もいいんじゃないか?”みたいなことを勧めて下さって。“じゃあ宝塚なら受けてみるか?”ということで」。当時、宝塚の知識は全くなかったというが、「4カ月弱ですね。3時間かけて宝塚の声楽、クラシックバレエ、片道3時間かかったと思うんですけど、毎週土日、日帰りで通って」と、短期集中で宝塚音楽学校への入学を勝ち取った。

 審査の様子も振り返った。「“まずは1回目はダメだろうから、どんなものか見てらっしゃい”と言われていたんですけど、“落ちたらどうしますか?”と審査員の先生に言われて、“もう来ません”って思わず言っちゃったんです」。その強心臓ぶりが買われたのかは定かではなく、「それが良かったというわけではないんですけど」と明かしつつも、後に演出家の内海重典さんに、合格した理由を聞いたことがあるという。「“どうして入れたんでしょうね?”と、トップになれた時に言ったら、“今どうかというのではなく、可能性を見るんだよ”とおっしゃって。“ああ先生、見る目あったね”とか言って」と、笑って明かしていた。

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2023年2月13日のニュース