秋野暢子 忘れられない大先輩を告白「付き人のようなことをさせていただいた」「困ってんなというと」

[ 2023年2月13日 15:16 ]

秋野暢子
Photo By スポニチ

 食道がん闘病を公表し、先月7カ月ぶりに活動を再開させた女優の秋野暢子(66)が13日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。忘れられない大先輩について語った。

 司会の黒柳徹子から「今体調はどうです?」と問われると、秋野は「もうすっかり元気になりまして。おかげさまで。ありがとうございます」と笑顔を見せた。

 黒柳が「話はちょっと変わるんだけど、忘れられない大先輩とかっています?」と話を振ると、秋野は「それはもうたくさんお世話になりましたね」としみじみと話した。

 「お名前を挙げればきりがないんですけど、左とん平さんにも可愛がっていただきまして」と18年に他界した俳優の左とん平さんの名前を挙げると、「22、3の頃だったかなあ。とん平さんが舞台をやってらして、私まだ舞台のことあまりよく分からなかったので、とん平さんの楽屋にお邪魔して、勉強させていただこうと思って、1カ月、付き人のようなことをさせていただいた。お世話をちょっとさせていただいて、いろいろ舞台のお作法とか、そういうのを教えていただきました」と振り返った。

 黒柳が「あなたのような奇麗な方がついちゃうと、あの方おどおどしてなかった」と心配すると、秋野は「大丈夫です。私子供でしたから」と明言。「でも本当に、可愛がってくださいました。それで、付き人なのに凄いいい物食べさせてもらいました。ご飯もごちそうになりましたし」とほほ笑んだ。

 「で、本当にいろんなことを教えていただきました。あと私の人生とか仕事のきっかけの何かの時にはとん平さんがいてくれて。舞台の演出とか、なんかこう私が困ってんなと言うととん平さんが登場する」とも語ると、黒柳も「あの方いい方ですもんね。舞台随分一緒にやりました」と懐かしそう。秋野は「いい方ですもんね。面白くて」と続けた。

 秋野は昨年6月に受けた検査でがんが発見され、翌月のブログで「頸部食道がん【喉と食道に大小あわせて5個】ステージ3」と発表。化学放射線療法による治療を続け、内視鏡手術を受けた同11月には「当初見つかった5個のがんが無くなりました」となどと報告していた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月13日のニュース