笑福亭鶴瓶「ありがたいけど…」京産大からの卒業証書を「嫌やったから断った」そのワケは

[ 2023年2月13日 12:11 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家・笑福亭鶴瓶(71)が、12日放送のMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」(日曜後10・00)に出演。中退した京都産業大学から卒業証書の授与を打診された話を語った。

 鶴瓶は高校を卒業後、京都産業大学に入学も落語家を目指していたことから2年通って中退。笑福亭松鶴に弟子入りした。番組では最近の若手芸人は大卒が増えているという話になり、鶴瓶は「俺は前の前の学長に“卒業証書あげます”って言われたけど、“要らん”って言うた」と以前、京産大の当時の学長から卒業証書授与の打診があったと明かした。

 「“卒業証書もらってください”って言われたけど、そんなん嫌やん?出てないのに…。丸2年行ったけど、24単位(しか取ってない)。そんなんがもろたらアカンやん」と固辞したという。24単位だった理由については「取らなかった。取れなかったのかも分からないけど、俺は落語家になろうと思ってたから。単位取り出したら、やっぱり卒業しようって思うやんか?その時代、大学出て良い企業に勤めるてのがアレ(セオリー)やったから」と説明。「単位取ってしもうたら落語家ならへんやん。だから、やめとこう思って取らなくて丸2年で師匠(松鶴)のところ行ってん」と当時の経緯を語った。

 また、「一生懸命卒業したかったけど、払えなかった。お金を自分で払ってはって途中で断念した人が怒りはるやんか。“なんやお前勝手に。テレビ出たらもらえるんか”ってなったら嫌やったから断ったわ」と自費で大学に通うも費用の問題で中退せざるを得なかった人たちに失礼にもなることから、卒業証書を固辞したとも説明。卒業証書の打診は「ありがたいよ。ありがたいけど」とあくまで中退という立場から打診自体は感謝しているものの、お断りしたと明かした。

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2023年2月13日のニュース