橋下徹氏 気球撃墜問題で“軌道修正”「撃墜、撃墜の議論になっていますがワンクッション入れる必要が」

[ 2023年2月13日 08:45 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が13日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。2月に入り、米軍機が気球などの飛行物体を撃墜した件数が4件となっていることについて言及した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、米軍のF16戦闘機が12日午後、五大湖上空のカナダ領空で「飛行物体」を撃墜したと伝えた。米上院民主党トップのシューマー院内総務は12日、10日と11日に撃墜された飛行物体について米軍などが「気球と考えている」と述べた。また二つの物体は4日に撃墜された中国偵察気球に比べ「ずっと小型だった」としている。10日以降の3件の物体について、出発した国や飛行目的は不明。

 橋下氏は「僕は別の番組で、米国が撃墜したことは、これは国家の主権行為として当然のことだってことを言い切ったんですけども、ただやっぱり今こういう形で撃墜、撃墜になってきてるじゃないですか。先週、(コメンテーターの)村上(佳菜子)さんが“いきなり撃墜しなくても違う方法があるんじゃないですか”って言われて、ハッとなったのは、どうしても政治っていうのを経験していたものですから、すぐ武力行使とか撃墜ということをパフォーマンスで見せるってことに気持ちが行ってしまうんですが、冷静に考えれば他の方法があるんだったらまずその手順を踏んで」と自身の見解を“軌道修正”。

 「ちょっと戦闘機だけしかできないのか分かりませんけど、ドローンだったら(高度が)高過ぎるからできないとか、いろいろあるのかも分かりませんけれども、ワンクッション、そこを考えないといけないですよね」とし、「日本の政治家も今この話になって撃墜、撃墜の議論になってます。僕もちょっとそれに乗っかってたんですけども、ワンクッション間に入れる必要があるのかなと思いますね」と話した。

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2023年2月13日のニュース