「どうする家康」第6話は初の上昇13・3% 女大鼠・松本まりか妖艶初登場 6週連続トレンド世界1位

[ 2023年2月13日 09:30 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は12日、第6話が放送され、平均世帯視聴率は13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。第5話(2月5日)の12・9%から0・4ポイント増となり、放送スタート以来、前回からの上昇は初。同時間帯(後8・00~8・43)横並びもトップ返り咲きとなった。ドラマオリジナルのキャラクター、くノ一・女大鼠役を演じる女優の松本まりか(38)が妖艶初登場。「#どうする家康」が放送中から6週連続ツイッター世界トレンド1位に輝くなど、反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 横並びはテレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)の12・7%を抑えた。

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。NHKプラスにおける今作初回の視聴数は、同サービスで配信された同局の全ドラマ初回の中で歴代最高を記録した。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)を選ぶ大河ファンも少なくない。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第6話は「続・瀬名奪還作戦」。今川氏真(溝端淳平)は松平元康(松本潤)に「降伏しなければ瀬名(有村架純)たちを皆殺しにする」と通達。本多正信(松山ケンイチ)は「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」という更なる秘策を提案。実現困難とも言える大胆な策だが、元康はすべてを託す。正信の命を受けた服部半蔵(山田孝之)は鵜殿長照(野間口徹)が守る難攻不落の上ノ郷城に忍び込み、やがて火の手が上がる…という展開だった。

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2023年2月13日のニュース