笠井信輔アナ、マスクを着用しなかった若者&注意した劇場側の対応に衝撃…「不安を拭いきれません」

[ 2023年2月13日 16:57 ]

笠井信輔アナウンサー
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 フリーアナウンサーの笠井信輔(59)が13日、自身のインスタグラムを更新。政府が10日、マスクの着用を3月13日から個人の判断に委ねることを決めたことについて、自身が体験したエピソードを交えて言及した。

 「皆さんは今マスクをどうされてますか?私は朝の散歩の時だけマスクをしないで散歩しています」と書き出した笠井アナ。「先週【3月13日から原則マスクなしで良い】と言う方針を政府が発表しました やっとマスクなしの生活に入ることができる と言うほっとした気持ちになると、同時に、本当に大丈夫だろうかと言う不安も拭いきれません」と不安な胸中を明かした。

 笠井アナは、マスク着用に関する混乱に直面したとするエピソードをを紹介。笠井アナがミュージカルを観劇した際、「マスクはしません!」と宣言する男性がいたといい、スタッフの注意に対し「テレビでもマスクはしないで良いと放送しているのを知らないんですか!」「しかも、ここに入るときに熱がない事はわかっている。私は感染していない!」などと怒鳴り散らしていたという。

 この劇場には「マスクをするように」という注意を促すポスターが貼られていたというが「その男性にとってはそんなことよりも、報道されている新しい方針が重要のようでした」と吐露し、「このときばかりは、マスクなし男性と離れていて良かったなと思いました」と安どしたのもつかの間、その男性は劇場の責任者らしき人物の呼びかけにも応じず「だからマスクしないって言ってるだろ!!」と再び大声でさけんでいた。

 この状況を見た笠井アナは「開演時間は遅れると覚悟しました たくさんのスタッフが来て、その男性を外に連れ出してくれると思っていました」と冷静に見ていたというが、責任者は説得を諦めてその場を去ってしまい、予定通り開演されたという。

 諦めたスタッフに対し笠井アナは「もう少し説得してもいいのかなと」と苦言を呈し「幕間になって、やっぱり気になって様子を見ると30代位の若い男性がマスクをしないまま、休憩時間中も座っていました 皆さんはこの状況どう感じますか?これからこんなトラブルが各地で起きるんじゃないかなと私は思いました」と問題提起。「まず、マスクしなくて良いのは3月13日からです そこまでは、やっぱりマスクをしなきゃいけないけれども政府がマスクをしなくていいと発表したので“政府がマスクしないでいいって言ってただろう”と主張するお客さんは増えてくるのかな」と推測した。

 「今回は、他のお客さんがとても静かに対応したので、揉め事が拡散しませんでしたが周りのお客さんが“お前マスクしろって言ってるだろ”と騒動にならないとも限りません」と危機感を口にし「そして3月13日以降はこうしたトラブルはなくなるのかどうか?ここが問題です 特に自治体が運営するような公共施設では、マスク着用を推奨する状況が続くのではないかなと思うのです 会場によって対応がまちまちでは、これは大変なことになります」と指摘。「そもそも、みんなマスクを3月13日から外すようになるのかな?同調圧力は、今度はマスクをし続けている人に働くのか?マスクなしの生活に戻れて良かったと思うと同時に何か今から不安な気持ちにもなっています」と心境を吐露。

 3月13日以降についても、笠井アナ自身は「私自身は基本的にマスクしたままかな、基礎疾患組なので」とマスクの着用を続けると告白し「皆さんは今、マスクをどうしようと思ってますか?」と疑問を記した。

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2023年2月13日のニュース