藤井王将!羽生九段!大あなご食べて 第5局舞台「さんべ荘」社長猛プッシュ “のどぐろ級”ブーム願う

[ 2023年2月13日 05:20 ]

昼食メニューに提供予定の穴子重(さんべ荘提供)
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 藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑む将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局が25、26日に島根県大田市の「さんべ荘」で開催される。さんべ荘の宇谷義弘社長(76)は「ぜひ2人に“大田の大あなご”を食べてほしい」と、昼食メニューで提供予定の穴子重と穴子天丼を猛プッシュした。

 島根県は穴子の名産地で17~19年の漁獲高は都道府県別でトップ。大田市はその約半分近くの割合を占める。東京湾や瀬戸内海で取れる約30センチほどの穴子よりも大きい、50センチ以上のサイズが特徴で「大田の大あなご」として知られる。

 日帰り漁で取れたものをその日のうちに仕入れて調理するため「鮮度は抜群」(宇谷社長)。「脂の乗りも程よくヘルシー」と絶対的な自信を持つ。美肌に良いビタミンAも豊富で「食べてもらい、肌つやつやで対局に臨んでもらえたら」と笑顔で話した。

 県の名産のどぐろは14年に県出身のテニス・錦織圭(33)が全米OP準優勝後の会見で帰国後に食べたいものに挙げ、ブームが起きた。宇谷社長は藤井、羽生の2人に大あなごを食べてもらうことで、同様のブームの再来を願っている。

 さんべ荘での王将戦開催は今回で6回目。宇谷社長は「藤井さんと羽生さんの“世紀の対決”なので緊張はしますが、やっぱり楽しみです」と2人の対局に胸を躍らせた。

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