元AKB48小田えりな 初写真集で「こんな格好をしていたんだ!?」

[ 2024年4月29日 12:00 ]

カメラに向かって笑顔を見せる小田えりな
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 【牧 元一の孤人焦点】4月23日にAKB48を卒業した小田えりな(27)の初めての写真集「青春の時刻表」(玄光社)が30日に発売される。夢だった歌手への道を歩む小田がインタビューに応じ、「AKB48で活動する中で自分の写真集が出ることを想像していなかったのでうれしいです」と思いを明かした。

 グループからの卒業を発表したのは昨年11月だった。

 「卒業を発表してから写真集のお話を頂きました。AKB48にいた証としてアイドルだった自分を撮って頂けるのはありがたいと思いました」

 AKBメンバーの誰もが卒業に際して写真集を出せるわけではない。

 「光栄です。頑張って来たな、と自分でも思える10年間でした。最初の頃はいつも立ち位置が後ろの端っこでしたが、そこから頑張り続けて、その姿をファンの皆さんに見て頂きました」

 2014年にチーム8の神奈川県代表として加入。17年にシングル曲「願いごとの持ち腐れ」で初めて選抜入りを果たし、21年にソロライブを開催した。

 「『願いごとの持ち腐れ』の時、秋元さん(AKBの総合プロデューサー)に『歌がうまい子がいたよね。あの子を選抜に入れようよ』と選んで頂いて初めて選抜入りしました。自分は歌が好きでAKB48に入ったので歌で注目されたのがうれしかったですし、10年間を振りかえってみると、4作で選抜入りして、右肩上がりで、素敵なアイドル人生だったと思います」

 写真集に並ぶ様々なカットにこの10年間で成長した姿が映し出されている。

 「いつもの自分、ありのままの自分でいたいと思いました。AKB48でも、誰かに見られている時も楽屋にいる時も自然体でいるようにしていたので、撮影の時もそうしました」

 ロケは地元の神奈川や大分・別府で行われたが、中にはランジェリー姿など大胆なカットも含まれている。

 「自分じゃないみたいなものもあります。撮影の時、いつもの自分でいたとは思うのですが、後から写真を見て『え?こんな格好をしていたんだ!?こんなポーズをしていたんだ!?』と驚きました。写真集を出さなければそういう自分を見せることがないので良かったです。自分の素顔や新しい一面が見られる卒業アルバムだと思っています」

 今後は夢の実現に向かって歩んでいく。

 「ずっと、ギターを弾きながら人前で歌うことが夢でした。作詞作曲もやってみたいのでこれから勉強します。いちばん好きなロックバンドのBUMP OF CHICKENさんのように優しく人に寄り添う音楽をやりたい。生きている間にロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)に出たいです」

 せっかく写真集を発売するのだから、モデルとしての活動にも期待したいところだ。

 「先日、10年ぶりくらいに身長を測ったら、170センチありました。以前は166センチだったんです。170あるのだったらモデルさんのお仕事もできるんじゃないかと思いました」とほほ笑んだ。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) スポーツニッポン新聞社編集局文化社会部専門委員。テレビやラジオ、音楽、釣りなどを担当。

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