上沼恵美子 「おしゃべりクッキング」最後の収録で花束手に笑顔「私の人生の誇り」

[ 2022年1月23日 08:00 ]

27年続いた「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」の最終収録を終え笑顔で花束を受ける上沼恵美子(前列)
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 人気タンレト上沼恵美子(66)がこのほど、27年続けたテレビ朝日系料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(月~金後1・30)の最終収録を終えた。

 
 この日は「ありがとうの一皿」をテーマに、日本料理の畑耕一郎氏ら過去にレギュラーを務めた「料理の先生」ら9人も参加。上沼は特別の思いを込めてか「最後の1週間です」とかみしめるように収録をスタートさせたが、いざ始まると軽快なトークがさく裂した。真剣な表情で料理する先生に「やっぱり気合の入れ方が違いますよね?」「プレッシャーでしょ?」などと、からかいも入れつつ笑いを誘った。
 
 収録の最後には「(調理後の試食で)おいしいものをいっぱいいただきました。またス
タミナをつけて、新しい私を見ていただきたいと思っております」と力を込め、気合のポーズ。収録後はセレモニーが行われ、花束を手にした上沼は「私の人生で、この『おしゃべりクッキング』に関わらせていただいたことは誇りでございます。ありがとうございました!」と涙を見せることもなく、笑顔でスタジオを後にした。
 
 同番組は1995年4月3日スタート。MCの上沼とゲストとのトーク、辻調理師専門学校の先生がプロのコツをまじえながら紹介するレシピが人気となり27年の長寿番組となったが、コロナ禍でゲストが呼べなくなったことなどから終止符を打つことになった。
 
 制作のABCテレビ・山本晋也社長は、先日行われた社長会見で「料理というジャンルはコンテンツとして重要。料理番組を続けていこうという方針は決めております」としており、後番組も料理番組となる見込みだ。最終回は4月1日。    

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