直木賞作家・今村翔吾氏 オーナー書店で1日店長

[ 2022年1月23日 22:06 ]

オーナーをつとめる「きのしたブックセンター」の一日店長をつとめた直木賞作家・今村翔吾氏
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 「塞王の楯」(集英社)で第166回直木賞に輝いた時代小説作家の今村翔吾氏(37)が23日、自らが経営する大阪・箕面市の「きのしたブックセンター」の一日店長をつとめた。

 1967年創業の歴史ある同店の経営危機を耳にして、昨年11月1日にリニューアルオープン。この日は受賞後初の「凱旋」とあって多くの人が集まり、店頭に立った今村氏は訪れた客のひとりひとりの本に感謝を込めてサインを書き入れていた。

 エプロン姿で「ようやくここまで来たという感じです。この人が書いているなら、“読んでみようか”と、本を手にするキッカケになってくれればうれしい」とコメント。ファンの一人は「ニュースを見て、思わず家族全員で拍手しました。サインをいただきましたが、とても気さくな先生でビックリしました」と興奮気味に話していた。

 なお、今村氏は今後も定期的に店頭に立つ予定という。

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