さんま 「肉子ちゃん」で宮崎駿監督の苦労痛感「いざ自分が関わったら作れるもんじゃない」

[ 2022年1月23日 13:35 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(66)が22日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、自身が企画、プロデュースを手掛けたアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」が日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞したことに、喜びを口にした。

 村上ショージから「おめでとうございます、ホントに。すごい賞を取りましたね」と振られると、さんまは「あ、言っちゃう?」とまんざらでもない様子で応じた。

 その上で、アニメの制作現場の苦労について語った。「アニメの欠点は時間がかかるっていう。1作1作。宮崎(駿)さんが当て続けて、『次、はよ作れよ』と思ったこともあったけど、いざ自分が関わったら、作れるもんじゃない」。アニメ界の巨匠の苦労を、身をもって痛感したという。

 テレビ番組との制作サイクルの違いについても「俺らみたいなバラエティーなんて、収録したら、やれ次の日放送というのもあるし、生放送もあるし。そう思うと、そういう感覚で暮らしてきたから、1作品に3年かかるというのは頭の中にない」と驚きを口にした。

 受賞を誇らしげに語るさんまに、村上は「あんま自慢する人じゃないと思ってたんですよ。長い間お付き合いさせていただいて、やっぱりアニメは特別なんですか?」と質問。さんまは「自分の本職じゃないんでね。スタッフの頑張りとか」と説明し、「みんなが協力してくれて、声優陣も俺のためにと出ていただいたり」と周囲のサポートに感謝していた。

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2022年1月23日のニュース