オリックス サヨナラ打のT―岡田は一塁まで全力疾走「ライトゴロにならないよう」

[ 2021年6月13日 19:12 ]

交流戦   オリックス9ー8広島 ( 2021年6月13日    京セラD )

<オ・広(3)> 9回2死満塁、サヨナラ打のオリックス・T-岡田は人差し指を突き上げる (撮影・後藤 大輝)
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 オリックスは頼れる男のT―岡田が最後に決めた。

 9回に3点差を追い付かれる嫌な展開。その裏、2死満塁で打席に入った。マウンドには開幕から22試合連続無失点のルーキー・栗林。「映像を見ても凄いいい投手。甘い球は初球からいくぞという気持ちだった」

 1ボール1ストライクからの3球目。150キロ直球をコンパクトに振り抜くと、打球は鋭く右前へと抜けた。

 T―岡田は一塁まで全力疾走。「打った瞬間に抜けたと思った。ライトゴロにならないよう一生懸命走った」。一塁を駆け抜けると両手を突き上げてガッツポーズ。ナインから祝福のウオーターシャワーを浴びた。

 2010年の前回の交流戦優勝の際のMVP。T―岡田は「最後まで諦めない、を合い言葉にしている」と胸を張った

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2021年6月13日のニュース