「虎のマー君」阪神・伊藤将 楽天「マー君」に投げ勝った35日ぶり4勝目「対戦できて楽しかった」

[ 2021年6月13日 05:30 ]

交流戦   阪神9ー1楽天 ( 2021年6月12日    楽天生命パーク )

<楽・神>6回2死、岡島の打球を好捕する阪神・伊藤将(撮影・白鳥 佳樹)
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 白星を手にしたのは「虎の将」だ。阪神・伊藤将が7回を4安打1失点に抑える快投。「伝説の投手」と敬意を表していた田中将との投げ合いを制し、35日ぶりの4勝目を挙げた。

 「低めに集めることができたので、自分の投球ができた」

 堂々たる投球で互角以上に渡り合った。序盤から敵地のマウンドで躍動。内外角を突いて強振を許さず、凡打の山を築いた。2点の援護をもらった直後、4回1死での島内の中越え被弾もギアを上げるきっかけにした。

 5回からは3イニング連続で3者凡退。6回1死で迎えた島内には、無走者でもクイックモーションを駆使する老かいな技で二ゴロに仕留めリベンジした。

 田中将が新人投手と投げ合って黒星が付き、白星を献上するのは11年の西武・牧田以来。ブルペンに岩崎を欠く状況で7回まで腕を振った114球に価値がある。矢野監督も「勝ち、負けのギリギリのところで粘りができた。勝ちが付いたというところでは、いい経験できた勝ちになったと思う」と成長に目を細めた。

 「プロでめっちゃ活躍していた選手なので対戦できて楽しかった。間の作り方だったり見習っていこうかなと。勝ちから遠ざかっていたので、ここからまた流れをつくって、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」

 3連敗のトンネルを抜け、手にしたのは単なる1勝だけではない。レジェンドと競り合った時間は、確かな自信と手応えに姿を変えていた。(遠藤 礼)

 《新人10年ぶり投げ勝った》伊藤将(神)が田中将(楽)に投げ勝って4試合ぶり4勝目。連敗を3で止めた。新人投手が田中将と先発で対戦して勝利、田中将にも黒星がついたのは11年5月6日の牧田(西)以来10年ぶり。阪神では07年6月20日の上園以来14年ぶり2人目ながら、前回は田中将も1年目で新人対決だった。

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