無観客甲子園 右翼スタンドにメッセージ「心はひとつ ともに闘おう」

[ 2021年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-2広島 ( 2021年4月30日    甲子園 )

<神・広(6)>バックネット裏の座席には子供たちからの応援メッセージが記入されたレプリカユニフォームが飾られる(撮影・北條 貴史)
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 「6ばん らいと さとうて」――。兵庫県への緊急事態宣言を受け、今季初めて無観客で開催となった甲子園だが、スコアボードは少年少女ファン向けのひらがな表記仕様で実施された。佐藤輝も「さとうて」として登場。ゴールデンウイーク中のファンサービスとして企画されたが、テレビや動画配信などで応援する子供たちのために無観客でも実施が決まった。

 これまでファンが座っていた一塁側ベンチ後方には、TigersGirlsやマスコットがパフォーマンスするステージが設置され、応援歌に合わせたパフォーマンスで、ファンに代わってチームの勝利を後押し。ネット裏の席にはタイガース・アカデミーの生徒たちがメッセージを書き込んだ19年度版のウル虎ユニホームが飾られ、ベンチ内にも子供たちからのメッセージが掲げられた。試合後のヒーローインタビューでもファンクラブ会員の子供たちからの質問に答えた。

 右翼スタンドには「心はひとつ ともに闘おう」という球団発のメッセージボードとともに、コロナと闘う医療従事者に向け「皆さんのおかげで今があります ありがとうございます」の感謝ボードも設置された。

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