楽天―ロッテ戦で起こった観衆の守備妨害 その時だけ、審判員が行うジェスチャーとは

[ 2021年5月1日 20:01 ]

パ・リーグ   楽天3―0ロッテ ( 2021年5月1日    楽天生命 )

 珍しいファンによる守備妨害が起こった。4回1死二塁、小深田の三塁側フェンス際の飛球を左翼手・角中が捕球できず一度はファウルの判定。ロッテ・井口監督がリクエストでリプレーによる検証が行われ、審判団は「観衆の妨害がなければ捕球できていたと判断し、打者をアウトとします」と説明し、左邪飛となった。

 記者は元NPB審判員で公認野球規則とマニュアルは必携で穴があくほど読んできた。マニュアルには「ストライク」や「セーフ」など判定する際の動作が細かく規定されており、この珍しいプレーにも専用の動作がある。

 観衆の妨害が起こった際のジェスチャーは「タイム!」と大きく手を広げ、右手で左手首を握って頭上に挙げ、観衆の妨害があったことを示す。

 NPB審判員時に鏡の前で何度も練習した動作。11年から16年の6年間で2軍戦、オープン戦などを含めて700試合以上を担当したが、一度もお披露目する場面はなかった。

 珍しいプレーに思わず、埃をかぶった段ボールをひっくり返して資料に目を通した。(柳内 遼平)

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