滝川二が準々決勝進出 141キロ左腕の加藤が5回無失点 新ユニで新たな歴史作る

[ 2021年5月1日 14:18 ]

春季高校野球兵庫大会   滝川二7ー0社 ( 2021年5月1日    高砂 )

力投する滝川二・加藤(撮影・櫻井 克也)
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 最速141キロ左腕で、今秋に向けての成長が注目される滝川二・加藤洸稀投手(3年)が先発し、5回3安打無失点の好投でチームを準々決勝へと導いた。

 冷静に自らの投球を貫いた。

 「立ち上がりが悪いので、まずは先頭を打ち取ると思って、上がりました」

 6点の援護をもらって上がった初回のマウンド。内野ゴロ3つで3者凡退に仕留めてリズムをつかんだ。

 「右、左(打者)に関係なく、強い直球、スライダーを内角に投げることができた。強い投球が自分の持ち味だと思う」

 直球を軸に強気に攻め、縦、横2種類のスライダーも効果的に使用。3、5回は先頭打者を安打で出塁させたが、危なげなく後続を断った。

 今春から指揮を執る西詰嘉明監督は左腕に「ゼロには抑えているが、打たせて取る場面、三振を取る場面を分かってこれば、もう少し、楽な投球ができる」と注文を付けた。同監督は滝川二が甲子園大会初出場を果たした際のメンバーで、進学した同大で明治神宮大会優勝。11~13年には社会人野球・セガサミーの監督を務めた。「生徒には甲子園出場でなく、日本一が目標と伝えている。自分が妥協していたら、日本一は取れないので」。高い期待値だからこそ、エースにはさらなる成長を求める。

 滝川二OBとして初めて監督に就任。滝川二としての新たな歴史をつくるため、ユニホームの「TAKIGAWA」のロゴに「2」を加え、ユニホームのズボンに紺のラインを入れた。加藤は「最初はダサいかなと思ったけど、見返していくたびに“アリやな”と思うようになった」と笑う。夏4度、春3度の甲子園大会出場経験がある強豪。左腕が新たな歴史を築く。

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