無観客でもムネ熱! オリックス・宗がプロ7年目で初のサヨナラ打!

[ 2021年5月1日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス5-4ソフトバンク ( 2021年4月30日    京セラD )

<オ・ソ(7)>9回1死一、二塁、サヨナラ二塁打を放ちガッツポーズのオリックス・宗(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・宗佑磨外野手(24)が30日のソフトバンク戦でプロ7年目で初のサヨナラ打を放った。3―4の9回1死一、二塁から、左中間を破る起死回生の逆転2点二塁打。3試合連続引き分け中だったチームを、23日の日本ハム戦以来1週間ぶりとなる白星に導いた。

 静まり返った球場で、痛烈な打球音が響き渡った。二塁に到達した宗は、2人の走者が一気に生還したのを見届けると、両手を広げて雄叫びを上げた。濃厚だった敗色気配を振り払う一振りは、プロ7年目で初のサヨナラ打だ。

 「いや~、気持ち良かったッスね。僕が決めるのではなく、後ろにつなぐ意識でした」

 3―4の9回。頓宮、紅林の連打で無死一、二塁としたが、代打・山足が痛恨のバント失敗。失いかけた流れを粘りで取り戻した。3球ファウルで粘った後の8球目、岩崎の外角高め155キロを捉え、左中間へ、はじき返した。

 決定力不足や守護神不在が響く形で3試合連続引き分け中だった。23日の日本ハム戦以来1週間ぶりの白星に導き、中嶋監督からは「バント失敗があって、みんなで、どう取り返そうかというのが見えた非常に良い打席だった。みんなでカバーし合えるのが強いチーム。勝ちにつながって良かった」と最大級の賛辞を贈られた。

 ナインからは歓喜のウオーターシャワーを浴びた。ヒーローインタビューで「ビショビショで風邪ひきそう」と冗談交じりに語ったが、人気のない客席はもちろん無反応。無観客試合なのが、もったいないドラマだった。

 「サヨナラ勝ちは、ファンのみなさんと一緒に盛り上がりたかったですけどね、また一緒に、となるまで、頑張り続けます。きょうの試合のように最後まで諦めず、1勝1勝していきます!」。背番号6がチームを上昇気流に乗せる。(湯澤 涼)

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