【3勝目ダルと一問一答】長いイニング登板「今年は一番手で回っている。不甲斐ない投球見せたくない」

[ 2021年5月1日 16:15 ]

ナ・リーグ   パドレス3―2ジャイアンツ ( 2021年4月30日    サンディエゴ )

<パドレス・ジャイアンツ>先発したダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は4月30日(日本時間5月1日)、本拠地ペトコパークでのジャイアンツ戦で今季6度目の先発登板。4安打を許したものの、今季最多の毎回12三振、107球の力投で6回1/3を1失点に抑えた。

 初回ベテラン3番のポージーに外角カッターを右越えソロ本塁打とされた。だが2回から4回は立ち直り3者凡退を続けた。5回7番クロフォードに死球、8番ダガーに外角低めのカッターを左中間二塁打で1死二、三塁のピンチを迎えるが、9番ウェブをスライダーで空振り三振、1番ラステラを2シームで一塁ゴロ。6回も先頭のトークマンにカッターをレフト左に二塁打とされるが、3番ポージーをスプリットで見逃し三振、4番ベルトをナックルカーブで空振り三振、5番ディッカーソンを96・4マイル(約155キロ)、高めのフロントドアシンカーで見逃し三振に切って取り、雄叫びを上げてマウンドを降りた。

 パドレス打線もダルビッシュの好投に応え、6回裏1死二、三塁のチャンスに、7番プロパーが中前適時打で3対1とリードした。7回ダルビッシュは1死からヒットと2四球を出し、1死満塁のピンチで、球数が107球に達していたため降板。リリーフの左腕ヒルが2者連続三振でピンチを切り抜けた。ダルビッシュの球数が100球を越えたのは今季初めて。毎回の12奪三振で、2桁奪三振も今季初だった。試合はパドレスが3対2と逃げ切り、ダルビッシュは今季3勝目。防御率は2・13。試合後の一問一答は以下の通り。

――ひとつの試合で、たくさんの球種を同時に調子よく使える。こんなことはよくあるのか。
「今日くらいだと、あるかなという感じです」
――リリーフのヒル、勝ち越し打のプロファーの活躍について。
「ヒルもプロパーも集中して、勝ったので、すごい良い仕事をしたと思います」
――長いイニングを投げ続けている。
「自分は今年は一番手で回っている。不甲斐ないピッチングは見せたくない。6回7回まで行くのは当たり前だというのが先発投手陣に浸透していけば良いなと思う」
――スプリットが良かったが、野茂から学んだものか。
「野茂さんはスプリットの天才、僕が野茂さんのをやるのは難しい。でも指導は生きていますし、今日も大事なところで2つ三振を取れたので、すごく助かっています」
――キャリアの中でも一番の状態か。「そこまでは良くない。今日はたまたま三振を多く取れましたけど、今の自分は課題がたくさんある。一歩一歩進んでいく感じです」
――ピンチでもきちんと抑えて、安定したピッチングに見えるが。
「うちの守備も良い。周りに助けてもらって、毎試合6回7回まで投げられている。自分の実力でそこまでいっているとはまだ思えない。ちゃんと努力していきます」
――降板直後、ベンチからあわや満塁本塁打の打球や、2つの三振を見ていてどう思ったか。「ホームランだと思ったし、その後ヒルが切り替えて、いつもは静かなのに気持ちを出したところにすごく感動しました」

続きを表示

「始球式」特集記事

「稲葉篤紀」特集記事

2021年5月1日のニュース