120キロの直球で健大高崎を完封した投球術「群馬の星野伸之」東農大二・黒岩光崇

[ 2021年5月1日 13:02 ]

春季高校野球群馬県大会 準決勝   東農大二8―0館林 ( 2021年5月1日    高崎城南 )

100キロ台の変化球で幻惑した東農大二・黒岩
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 東農大二が館林を8―0(7回コールド)で下し、12年ぶり12回目の関東大会出場を決めた。先発した最速129キロ左腕の黒岩光崇(2年)は6回1安打無失点で大勝に貢献。準々決勝で健大高崎を完封した巧みな投球術で6三振を奪った。

 「コースに集めて低めに投げきれた。ヒットもあまり打たれなくて良かった」

 投球スタイルはオリックスなどで通算176勝を挙げた左腕・星野伸之氏をほうふつとさせる。1メートル73の左腕が投じる直球の最速は129キロだが、抜群の制球力と低めに決まる変化球が光った。圧巻は2回途中から奪った5者連続三振。小さなテークバックでリリースが見えづらい投球フォームから繰り出す直球と100キロ台のカーブでカウントを稼ぎ、チェンジアップを決め球に奪三振ショーを演じて見せた。

 中学時は最速149キロ左腕で今秋のドラフト候補に挙がる羽田慎之介(3年=東京・八王子学園八王子)と東練馬シニアでプレー。同じ左腕である先輩に「先輩が活躍しているので自分も負けないように」と刺激を受ける。

 準々決勝では「怖かった」という強打の健大高崎を相手に完封勝利を挙げ「コースに投げていれば、抑えられると思った。これからもコースに投げることを意識しようと思った」と自信を得た。

 打線の大量援護を受け、大差で関東大会進出を決めた。次戦の決勝へ向け「自分ができるだけ少ない点数で抑えることが重要。優勝したい。次も頑張ります」。背番号10の左腕は実戦で急成長を遂げている。(柳内 遼平)

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