上沼恵美子「心のご褒美いただいた」W杯での手のひら返しにダメ出し 五輪汚職にもチクリ

[ 2022年12月5日 17:15 ]

上沼恵美子
Photo By スポニチ

 タレント上沼恵美子(67)が5日、ABCラジオの生番組「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に言及した。

 上沼は逆転勝利で決勝トーナメント進出を決めたスペイン戦をハーフタイムからテレビ観戦したそうで「ちょうどハーフタイムだったの。東京のスタジオに戻ってて、沈んでててん。空気で負けてるやなって」とスコアをチェックする前からスタジオの空気で劣勢と確信。「0-1で折り返してアカンなって思いながら見させてもらいました」と祈るように応援していたという。

 そして「すごいね。ビデオって」とゴールライン際から折り返し決勝アシストとなった“三笘の1ミリ”を称賛。ボールの中にセンサーがあることを教わると「えー?壊れるんちゃうの?そんなん蹴ったら」と驚きながらも「あのゴールのためにあったんやね」とテクノロジーの進化も称えた。

 上沼は子供2人が男の子だったこともあり「サッカーは女にしては詳しい方。Jリーグが始まった頃は見に行ったりしていた」と1993年のJリーグ開幕当初は子供を連れてスタジアムで観戦したこともあったと振り返った。その上で「毎回、W杯は盛り上がるね。サッカーはえげつないスポーツやなって。普段、応援しない人まで」と盛り上がりを喜び「オリンピックよりずっとええわ。オリンピックの後のあのざま。何回逮捕されてんねん」と東京五輪での汚職事件をチクリと皮肉った。

 その上で上沼は「手のひら返しするのやめてください」と勝敗によって森保監督や日本代表を称賛したり、批難したりくるくる意見を変えるのはやめようと提案。「負けてもええんちゃう。楽しませてもらったやん。こない言うとこ。こない言うたら勝つから」と過度な期待が批難につながることもあるとして、独特な言い回しで勝利を願った。

 「“絶対勝ちますよ”って今日のワイドショー全部やってるやん?あれアカン。こんなに心のご褒美いただいたやんか。私も含めてね、普段サッカーのサの字も言わへんくせに一瞬にして、幸せをもらいました」と持論を述べた。

 そして最後に「楽しみましょ。応援しましょ」と5日深夜のクロアチア戦も見ると宣言した。

続きを表示

2022年12月5日のニュース