三谷幸喜氏 作・演出の舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」で3人目代役出演 浅野和之がコロナ感染

[ 2022年12月5日 14:40 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(61)が作、演出を務める舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」東京公演で、三谷氏が“三度目”の代役出演することが5日、同作を制作する「シス・カンパニー舞台制作」の公式サイトで発表された。今度は鱧瀬医師役の浅野和之(68)が新型コロナウイルスの陽性反応が出たため。公演は3日に、3日と4日全3公演の中止を発表していた。

 同作を巡っては、万城目充を演じる俳優の小林隆が「左足筋損傷」により11月7日から開演された福岡公演、17日から京都公演で三谷氏自身が代役を務め、東京公演でもシルビア・グラブの体調不良により、11月25日の公演を休演し、こちらも三谷氏が代役を務めていた。

 サイトでは「一部公演を除き、12/6(火)より 上演再開三谷幸喜、代役出演のお知らせ」と文書を発表。「この度、急遽、12/3(土)~4(日)3公演の上演を中止とさせていただきました。毎日の劇場入り 直前に実施している抗原検査にて、鱧瀬医師役の浅野和之に陽性反応が検出され、続けて受けたPCR検査でも陽性判定を受けたための急遽の対応でした。そのため、皆様へのお知らせが開演直前となってしまいましたこと、改めまして心よりお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、「浅野本人は発熱もなく無症状ですが、医療機関の指導の下、速やかに自宅隔離・療養に入り、10日(土)まで出演不可能となりました。しかし、万全を期するために、その他の俳優陣に、連日PCR検査を実施し、本日(12/5)全員の陰性判定が確認できました」とし、6日からの公演再開を報告した。

 これに伴い、「浅野和之の代役を三谷幸喜が務めることで、12月6日(火)18時開演公演より上演を再開いたします」と三谷氏の三度の代役出演を発表。「ただし、どうしても三谷幸喜のスケジュールが調整できなかった12月7日(水)13時開演公演のみ公演中止とさせていただきます。当該公演をご観劇予定だった皆様には大変申し訳ないことではございますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます」と三谷氏のスケジュール調整がつかない1公演は追加で中止するとした。

 「皆様には、重ね重ねのご迷惑、ご心配をおかけしており、深くお詫び申し上げます。今後、出演者・スタッフ一同、新型コロナウイルス感染症防止対策の重要性を再認識し徹底していくのは勿論のこと、カンパニー全員一丸となり、より真摯に本作に向き合って参る所存です。勝手ではございますが、変わらぬ温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます」としている。

 三谷氏は脚本、演出が本業ながら、俳優として大河ドラマなどにも出演。舞台では2018年「江戸は燃えているか」で、体調不良のため出演を見合わせた女優・松岡茉優の代役を務めたこともある。

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2022年12月5日のニュース