榊原郁恵、渡辺徹さん亡くなる数時間前に収録　ニッポン放送でクリスマスの話題を気丈に語るプロ魂

榊原郁恵と渡辺徹さん夫妻
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　歌手の榊原郁恵（63）が、5日放送のニッポン放送「榊原郁恵のハッピーダイアリー」（月～金曜前10・16）に出演。11月28日に敗血症のため亡くなった渡辺徹さん（享年61）が死去する直前に収録したものだと、垣花正アナウンサーが伝えた。

　榊原が働く女性の代表として、家庭の出来事や主婦の感想などを語る同コーナー。同局「垣花正あなたとハッピー！」内で平日毎日放送されている。垣花アナは、今週の放送について「榊原郁恵さんのコーナーですが、今週は11月28日のお昼過ぎに収録した内容を放送します」と、渡辺さんが亡くなる直前に収録したものであると報告。「ご主人の渡辺徹さんがお亡くなりになりました。徹さんへのメッセージがいーっぱい、届いてます」と視聴者からのメッセージに感謝した。

　榊原はこの日放送されたラジオの冒頭で「どこ行ってもどこ行っても、クリスマスのイルミネーションでキラキラ～とにぎやかな、そんな感じの雰囲気ですけど、皆さんも元気に頑張っていきましょうね」と明るく話し、今話題の町中華に関するお題を語っていた。

　渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、細菌性胃腸炎と診断され入院。11月28日午後9時１分、敗血症のため都内の病院で死去したと、所属の文学座が伝えた。榊原とはおしどり夫婦として知られていた。