前園真聖 クロアチア戦は「前半もどかしい試合」も「したたかに」 1-0での日本勝利を予想

[ 2022年12月5日 10:52 ]

元サッカー日本代表の前園真聖
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 サッカーの元日本代表MFで、タレントの前園真聖(49)が5日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。クロアチア戦の戦い方について見解を示した。

 番組では、5日深夜に行われるFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント、日本―クロアチア戦について特集。前園は「力的にはそんなに差はないと思います。ドイツ、スペインのほうに相手が格上ってこともないと思うんですけど、戦い方、組み合わは難しいと思います。スペイン、ドイツははっきりしている強い、格上、ずっと攻めてくる、守備に回らない。ただ、クロアチアというチームは攻撃もいけるけど、守備もしっかりできる。攻撃的でもないし、守備的でもないので、相手によっていろいろと変化できるので、日本が戦いづらい組み合わせになるのかなと思っています」と見解。「これまでだと、相手が格上、しっかり守ってカウンター狙いってハッキリしてたので、逆にいうと、クロアチアは日本をリスペクトして、日本にボールを持たせて、攻めさせて、守ってカウンター、もしくはボールを持っている時はちゃんと攻められる、日本をボールを持っているときは下がって引く…いろいろな形を持っているので、それをどういうふうに攻略するかっていうのは難しくなる」と解説した。

 番組MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「唯一、グループリーグでコスタリカに日本負けました。コスタリカ戦では日本がボールを保持していた時間が多かった。その中で攻めあぐんだ、そういう形になる可能性が高い?」と質問すると、前園は「日本が保持して、相手を崩すとなると、コスタリカ戦のように難しくなる。クロアチアはより守備も堅いですし、カウンターもコスタリカよりももっと速いので、そこの難しさはある。持たされるとやりにくくなると思います」と話した。

 そのうえで勝つためには「持たされることもあるんですけど、逆に言うと、相手がボールを持った時は日本もプレスをかけてボールを奪いにいっていたんですけど、日本も引いて持たせたほうがいいかなと思う。付き合わないほうがいいのかなと僕は思う。前半はもしかしたらあまり攻撃的なシーンは見られないかもしれないですけど、後半になって、逆に、日本の戦い方、カードを切っていって、そこでギアを入れて攻撃的に行く。前半はそれいいんじゃないかと思う」と私見。「したたかに戦ったほうが僕はいいと思う。前半もどかしい試合になるかもしれない、内容的には。でもそれも、日本はある程度想定して後半に、っていう戦い方でいいと思う」とした。

 さらに「今回は先に点数を取られると厳しいと僕は思っています。これまではスペイン、ドイツには先に取られても想定内って監督もおっしゃってましたけど、クロアチアは先に点取ったらぎっちり引いて、ぎっちり守ります。(前半は)0―0でいかないと、1点ビハインドは結構難しくなると思う」とも見解を示した。

 「1―0」での日本勝利を予想。「(ベスト8に)いける可能性は高いと思います。しっかりと自分の戦い方をすれば勝てると思います」と力を込めた。

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2022年12月5日のニュース