嘉門タツオ 亡き妻との「濃かった」結婚生活 音楽と食の思い出にあふれた14年「歌作ったり食べたり」

[ 2022年12月5日 14:22 ]

こづえさん(右)にキスをする嘉門タツオ
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 “替え歌の大御所”シンガー・ソングライター、嘉門タツオ(63)が5日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。9月15日に亡くなった妻で医師・鳥飼こづえ(享年57)さんとの結婚生活を振り返った。

 都内の大学病院に勤務する眼科医だったこづえさんと08年に結婚。こづえさんはその6年前の02年に脳腫瘍が見つかり、摘出手術を受けていた。それは嘉門にも伝えていて、病を乗り越えてのゴールインだった。

 「めちゃくちゃ濃かった」という夫婦の時間。「もともと脳腫瘍があったもんですから。右手が不随になっていくことによって、白内障の手術とかできなくなって。医術を断念せざるを得ないときに僕が登場した。この14年は、あちこち行っては一緒に歌を作ったり食べたり」と音楽と食の思い出にあふれた14年間だった。

 16年にアルバム「食のワンダーランド~食べることは生きること~其の壱」をリリース。来年のデビュー40周年に向けて「其の弐」を制作中だといい、収録曲には「(こづえさんと)一緒に作ってる曲でレコーディング終わっているのもある」と明かした。

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2022年12月5日のニュース