ニッポン放送が粋な計らい 急死した渡辺徹さんの肉声を妻・榊原郁恵を呼ぶ声に使用…ネット「号泣」

[ 2022年12月5日 11:10 ]

榊原郁恵と渡辺徹さん夫妻
Photo By スポニチ

 歌手の榊原郁恵(63)が、5日放送のニッポン放送「榊原郁恵のハッピーダイアリー」(月~金曜前10・16)に出演。11月28日に敗血症のため亡くなった渡辺徹さん(享年61)が死去する直前に収録したものだと、垣花正アナウンサーが伝えた。この日は、榊原さんのコーナーに振る掛け声に、生前の渡辺さんの音声を使用。ネットで「泣ける」と反響を呼んでいる。

 同番組に何度もゲスト出演した渡辺さん。この日の番組冒頭、MC垣花アナは「我々はずっとファミリーだと思っている渡辺徹さんがお亡くなりになられました。61歳でした。徹さん、早すぎませんか」と追悼した。

 同番組内では、妻の榊原が「榊原郁恵のハッピーダイアリー」のコーナーを担当している。この日の放送については、渡辺さんが亡くなる約9時間前の11月28日正午過ぎに収録されたものだと紹介し「徹さんへのメッセージがいーっぱい、届いてます」とリスナーからの声に感謝。垣花アナは続けて「今日はですね、4月7日に徹さんが来てくれたときに郁恵さんを呼んでくれた、その時の音声で郁恵さんを呼び掛けてもらいましょう」と、生前に収録された音声でコーナー振りをすると発表。「この後は榊原郁恵のハッピーダイアリーでーす!」と、渡辺さんの元気な声が放送された。

 この“粋な計らい”に、リスナーからは「渡辺徹さんから榊原郁恵さんへの呼びかけ、涙を誘う」「突然の訃報で、本人も憔悴していだと思うけど、こうしていつも通り収録へ臨んだ郁恵さんを思うと心が傷む…」「夜にお別れが待っているなんて思いもしていなかったでしょうから、そう思うと放送の元気な郁恵さんのお声がとても切ないです」「今、ハッピーダイアリーの呼び掛けからの郁恵さんの声で、初めて涙が溢れました」「郁恵さんの気持ちを考えると胸が痛みます」と多くの反響が寄せられた。

 渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、都内の病院で検査を受け、細菌性胃腸炎と診断され入院。11月28日午後9時1分、敗血症のため都内の病院で死去した。榊原とはおしどり夫婦として知られていた。

続きを表示

2022年12月5日のニュース