日本ハム・伊藤 札幌D3度目登板も遠い本拠1勝…5回1/3自己ワースト4失点で3敗目

[ 2021年5月15日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2ー5ソフトバンク ( 2021年5月14日    札幌D )

<日・ソ>6回1死一、二塁、柳田に適時二塁打を打たれ降板する伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 札幌ドーム初勝利を目指した日本ハムのドラフト1位・伊藤は、3度目の本拠地登板でも念願がかなわなかった。5回1/3で降板はプロ6戦目で最短。自己ワーストの4失点で3敗目(1勝)を喫した。

 「カード頭でチームにいい流れを持ってくることができず、悔しい気持ちです」

 チーム内の新型コロナウイルス感染拡大で4試合が中止となり、伊藤はプロ初勝利を挙げた4月28日のソフトバンク戦以来、中15日での登板。先発ローテーションの再編で、6戦目で初のカード初戦登板となった。「課題である立ち上がりは良かった」という言葉通り、4回までは2安打無失点の快投だった。

 しかし、5回先頭の中村晃に左翼線二塁打を浴びると、1死三塁から上林に中前に先制打を許した。6回は1死一、二塁から柳田に右翼線へ適時二塁打を打たれ、2点目を与えて96球で降板。残した2人の走者も2番手・公文が還された。

 「3回以降は常にランナーを背負っての投球になり、リズムをつくることができませんでした」。クオリティースタート(投球回6以上、自責点3以下)を逃したのは6戦目で初めて。ハイレベルな投球を続ける新人を援護し切れなかった栗山監督は「(ソフトバンク先発の)石川の内容も良かった。僅差になるという展開だった」と振り返った。

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2021年5月15日のニュース