楽天マー君 9年ぶり地元・ほっともっと神戸で7回3失点降板 吉田正に無念逆転3ラン被弾

[ 2021年5月15日 18:21 ]

パ・リーグ   楽天-オリックス ( 2021年5月15日    ほっともっと神戸 )

田中将大(撮影・井垣 忠夫)
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 楽天の田中将大投手(32)が15日、敵地・ほっともっと神戸でのオリックス戦に先発。7回6安打3失点8奪三振と力投したが、リードを許したまま降板した。

 兵庫県出身の田中は地元凱旋のマウンド。ほっともっと神戸での登板は、12年9月16日以来9年ぶり。勝てば同球場では07年7月28日(当時の名称はスカイマークスタジアム)以来14年ぶり白星だった。

 初回は目下、首位打者で打率・356と好調の3番・吉田正を二ゴロに仕留めるなど三者凡退で立ち上がり。2回は味方の失策で初めての走者を背負ったが、難なく無失点で抑えた。3回まで無安打と快投を見せた。

 打線は4回までに2点を援護。

 4回には吉田正に初安打となる中前打を許したが、後続を断って得点を許さなかった。5回は2死からモヤに右翼線二塁打を浴びるも無失点で切り抜けた。しかし、6回1死一、二塁から吉田に左越えへ逆転3ランを許した。7回は三者凡退に抑えた。

 前回登板では5月8日の日本ハム戦に先発。8連勝中だった札幌ドームで今季最長の7回を投げたが、8安打4失点でともに今季ワーストとなった。打線の援護もなく2敗目(2勝2敗)を喫した。チームも1―4で敗れ、引き分けを挟んで3連敗を喫していた。

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