明大の悩める4番・上田希由翔が復調マルチ3打点「我慢が続いていた」

[ 2021年5月15日 15:43 ]

東京六大学野球・第6週第1日   明大8―5早大 ( 2021年5月15日    神宮 )

<明大・早大>6回2死二、三塁、2点適時三塁打を放つ明大・上田(撮影・河野 光希)
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 明大の4番に座る上田希由翔(2年・愛知産大三河)は、打率1割台でも下を向かなかった。田中武宏監督は「練習をよくやる子だし、私が決めなくても(4番で)みんなが納得する。そこにいて当然」と信頼は変わらなかった。

 リーグ戦開幕前のオープン戦では本塁打を量産するなど、絶好調でシーズンに入った。開幕週の東大戦では2試合で3安打。ところが、2週目以降、バットが湿った。それでも、黙々とバットを振った。下を向くことはなかった。

 0―3の3回2死一、二塁。今秋ドラフト候補に挙がる早大・徳山壮磨(4年・大阪桐蔭)から中前適時打を放った。6回には左腕・森田直哉(4年・早稲田佐賀)の変化球を捉え、右中間を破る2点三塁打。開幕戦以来のマルチ安打に「調子は悪くはなかった。センターから逆方向を意識していた。思ったような結果が出ずに、我慢の時期が続いていた。一本出てホッとしている」と胸をなで下ろした。

 ようやくトンネルを抜けた。上田は「与えられたところで精一杯やるだけ。結果を残せるようにやりたい」と前を向いた。(川島 毅洋)

 ◇上田 希由翔(うえだ・きゅうと)2001年(平13)8月12日生まれ、愛知県出身の19歳。小1から野球を始め、岡崎南中では幸田ボーイズに所属。愛知産大三河では1年夏からベンチ入りし、3年夏に甲子園出場。明大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル83、92キロ。右投げ左打ち。

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