関東第一、初谷健心がサヨナラ打! 眠気に打ち勝ち千葉学芸撃ち

[ 2021年5月15日 15:43 ]

春季高校野球関東大会 2回戦   関東第一3―2千葉学芸 ( 2021年5月15日    山梨・山日YBS球場 )

サヨナラ打を放った関東第一の初谷(撮影・柳内 遼平)
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 関東第一(東京2位)は千葉学芸(千葉1位)に3―2で逆転サヨナラ勝ちし、2回戦を突破した。

 0―2で迎えた9回にドラマが待っていた。関東第一は千葉学芸の先発左腕・北田悠斗(3年)を攻めて1点を返すと、なお2死二、三塁のチャンスで6番・初谷健心(3年)が右前にサヨナラの2点適時打を放った。

 今朝の5時40分。目が覚めた初谷は悩んだ。集合時刻の6時45分まで、まだ時間があった。もう少し眠るか、素振りをするか。葛藤したが、「ベンチを外れた3年生もいる中で、何もやらないで出るわけにはいかない」。眠気に打ち勝ち、約40分間、宿舎の駐車場でバットを振った。

 昨秋は3番を打ったが、不調で6番に降格した男に、ここ一番で打順がまわった。

 「おもいっきり打つことしか考えてなかった。高めの真っすぐを狙った」

 高めに来た直球を振り抜くと、打球は右前に落ち2人の走者が帰ってサヨナラとなった。

 「サヨナラ打は人生で初めて。今までは結果を求めていたが、今日は“絶対勝つ”という気持ちだった。強い気持ちを持てたから打つことができた」

 今朝の行動を、野球の神様は見ていたに違いない。(柳内 遼平)

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