関学大の黒原が2失点完投 プロ6球団のスカウト眼前で148キロ 13年秋以来のVへ大車輪の活躍期待

[ 2021年5月15日 14:53 ]

関西学生野球 春季リーグ戦   関学大8ー2近大 ( 2021年5月15日    南港中央 )

関学大の先発で力投する黒原<撮影・櫻井 克也>
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 今秋ドラフト候補の関学大・黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)が先発し、7安打2失点完投。安定感抜群の投球でチームに勝利を導いた。

 関学大にとっては、4月11日の関大戦以来となるリーグ戦。最速151キロ左腕に“ブランク”の心配は無用だった。課題の初回を無失点でしのぐと、裏の攻撃で味方が3点を先行。「点を取ってもらって気持ちは楽になりましたが、油断することなく、打者一人、一人に集中していきました」。この日の最速は148キロ。威力ある直球を主体に、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップを交え、テンポよく回を重ねた。

 緊急事態宣言の発出を受け、練習は3時間に制限。練習試合を行うこともできず、約1カ月の間、実戦は紅白戦2試合のみだった。調整が難しい期間だったが、左腕は「ランニングの強度や投球練習の回数を増やしてきた。実戦から離れていても変な感じはなかった」と胸を張る。客席では巨人、阪神など6球団のスカウトが視察。「プロ野球選手を目指しているので、見てもらわないと始まらない。ストレートのキレ、力強さを見ていただけたら」と話した。

 現在、立命大、同大と勝ち点2で並ぶ。16日の2回戦に勝利を収めて勝ち点を3とすれば、13年秋以来の優勝も見えてくる。本荘雅章監督(49)は「まだ勝ち点は2ですから。勝っていかないと」と気持ちを引き締める。勝ち点を積み上げ、勢いを得て最後の山に挑む。

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