鳥取城北 8回に河西が一時は逆転成功の2点二塁打 スタンドからの大きな手拍子に背中押され

[ 2020年8月11日 05:30 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   鳥取城北5―6明徳義塾 ( 2020年8月10日    甲子園 )

<明徳義塾・鳥取城北> 8回1死満塁、逆転の適適時打を放つ鳥取城北・河西 (撮影・平嶋 理子)
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 鳥取城北の三塁側内野席から自然発生したベンチ外の部員106人と関係者の大きな手拍子が、ビッグイニングへの大号令となった。

 1点を追う8回に4点を奪う猛攻。1死満塁から3番の河西威飛(いぶき=3年)が中堅へ2点二塁打。一時は逆転に成功した。「自分たちに携わって支えてくれた人の思いを感じた。ベンチに入れない106人のメンバーがいてくれてこのチームは成り立っている。自分も心の中で手拍子するぐらいテンションが上がりました」と話した。サヨナラで敗れはしたが、河西は「キツかったことも苦しかったこともたくさんあったけど、あそこで全てが報われた」と笑顔だった。

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