六大学春季L、74年ぶり1回戦総当たり 有観客で開幕 コロナ感染防止徹底

[ 2020年8月11日 05:30 ]

<東大・慶大>有観客試合として開幕、あと一歩で勝利に届かず引き揚げる東大ナイン(撮影・沢田 明徳)
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 東京六大学野球の春季リーグ戦が約4カ月遅れで開幕した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、74年ぶりに1回戦総当たりで実施。1試合の観客が3000人に制限される中、2試合に延べ5200人が詰めかけた。

 東京六大学では終戦直後の1946年以来となる、1試合総当たりでの開催。連盟側は新型コロナの感染状況を見ながら協議を重ね、いったん5月30日の開幕を発表後に再延期した。連盟独自の感染防止ガイドラインを作成。選手の移動はバス移動に統一し、応援団は球場に入れず応援映像を流す形に。延長戦では初めてタイブレーク制を採用した。

 ▼明大田中武宏監督(新監督として初陣を飾れず)神宮で試合ができて、関係者の方のご尽力に感謝したい。多くのお客さんも来てくれた。もっといい姿をプレーで見せたかった。

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2020年8月11日のニュース