創成館・稙田監督 3年生のみで臨んだ一戦で勝利に「一番いい試合ができた」

[ 2020年8月11日 16:08 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   創成館4―0平田 ( 2020年8月11日    甲子園 )

<高校球交流試合 創成館・平田> 8回2死二塁、創成館・猿渡の適時打で松尾が生還し、盛り上がる創成館ベンチ (撮影・平嶋 理子)                                                             
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」は11日、甲子園球場で2日目が行われた。第2試合は創成館(長崎)が平田(島根)を4―0で下した。

 打線は3回に1番・田中(3年)中前適時打で先制すると、終盤には4番・猿渡(3年)の右前適時打などで得点を重ねて4―0と突き放した。投げては、白水(3年)、坂口(3年)、前田(3年)が無失点リレーを披露し、守っては無失策だった。

 試合後、稙田龍生監督は「元々はなかった甲子園が(交流試合として)できるようになり、いろんな人に感謝」と謝意を伝えた。

 この交流試合には3年生のみで臨んだ創成館。指揮官は「最後の試合ということで“持っているものを出そう”ということで精いっぱいやってくれた」と選手たちを称え、「最後に一番いい試合ができた」と喜びを表現した。

 最後は、聖地での戦いを勝利で終えた3年生へ「今日、ここに立てたことを感謝して次のステージで頑張ってほしい」と励ましの言葉を送った。

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2020年8月11日のニュース