投げてヨシ!打ってヨシ!DeNA・国吉、球団10年ぶり救援投手が勝利&V撃

[ 2020年8月11日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA6―4阪神 ( 2020年8月10日    横浜 )

<D・神>4回1死一、二塁、国吉は右中間に2点適時二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 勝利投手が勝利打点。高校球児ばりに、DeNA・国吉が投げて打った。試合後、救援投手なのに2つの記念球が手元に戻り「どうするかこれから考えます」と照れ笑いした。

 同点の4回1死一、二塁。バントのサインが出てもおかしくない場面だったが、ラミレス監督の脳裏には半年前の光景が浮かんでいた。「直感でバントより打たせた方がいいと。彼が打撃練習でホームランするのを結構見て、いい感じなので期待して行かせました」。打撃練習を最後に見たのは2月の春季キャンプだったが、1メートル96、106キロの体格を生かしたパワフルな打撃が忘れられない。国吉も期待に応えた。「ストライクが来たら初球から振ろうと」。有言実行。岩貞の初球を打って右中間を破る2点二塁打を放った。13年8月18日以来2549日ぶりの安打&打点となり、決勝打はプロ入り初。秀岳館(熊本)時代は主に5番や6番に座り、高校通算3本塁打を放っていた。

 本職では今季初の「ブルペンデー」で4回に2番手として登板。いきなり4番・大山をフォーク、5番・ボーアをこの日最速の158キロ直球で空振り三振を奪う。2回2/3を2失点で2勝目を挙げ「3イニング目はバテてしまった。次はしっかり投げ切れるように」と反省も忘れなかった。

 11年目の大型右腕が投打で強烈な輝きを放ち、3連勝で試合のなかった首位・巨人に2ゲーム差と迫った。(町田 利衣)

 ≪国吉の安打&打点は7年ぶり≫国吉(D)が4回に決勝の2点適時二塁打。国吉の安打および打点は、13年8月18日の広島戦での左前適時打以来7年ぶり。初の決勝打で通算安打は4本目、打点は3となった。また、DeNA投手の勝利打点は昨年6月23日の楽天戦での上茶谷以来。救援登板の投手では横浜時代の10年7月17日の巨人戦で山口(現ブルージェイズ)がマークして以来10年ぶりとなった。

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