「夏男」楽天・ロメロ 史上5人目の移籍1年目外国人キングだ

[ 2020年8月11日 07:00 ]

楽天・ロメロ
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 【Weekly Data展望】7年ぶりの優勝を目指し首位争いを繰り広げている楽天。4番・浅村ととにチームを引っ張っているのがステフェン・ロメロ外野手だ。8月はここまで7試合で打率.481、5本塁打、11打点とリーグ3冠、長打率はダントツの1.148を誇っている。オリックスに在籍した昨年も、8月は23試合で打率.385、7本塁打、25打点と活躍。今年も夏男ぶりを発揮している。

 今季の本塁打も14本で浅村、山川(西)と並ぶリーグ1位。少し気は早いが、移籍1年目の外国人本塁打王となれば、74年ジョーンズ(南海→近鉄)、79年マニエル(ヤ→近鉄)、04年ローズ(近鉄→巨)、17年デスパイネ(ロ→ソ)に次ぐ5人目の快挙となる。

 ロメロは昨オフにオリックスを解雇され楽天と契約した。年俸は6500万円で昨年から2億円以上ダウン。このまま本塁打王となれば楽天は移籍市場で掘り出し物を見つけたことになる。

 11日から対戦する西武はロメロのお得意さま。球団別通算本塁打では日本ハム(19本)に次ぐ2番目の17本をマーク。メットライフドームでも11本塁打している。楽天ファンはロメロサマ~の花火に期待しよう。(記録課・八田 朝尊)

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2020年8月11日のニュース