広島新庄・宇多村監督 勝ち抜いた選手労う「よくやった。その一言」 

[ 2020年8月11日 12:40 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   広島新庄4―2天理 ( 2020年8月11日    甲子園 )

<高校野球交流試合 天理・広島新庄>サインを出す広島新庄・宇多村監督(右から2人目)=撮影・河野 光希
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」が11日、甲子園球場で2日目が行われた。第1試合では、広島新庄(広島)が昨秋近畿王者の天理(奈良)を4―2で下した。

 1点を追う4回。1死二、三塁から、秋田(3年)の適時内野安打、大可(2年)の犠飛で勝ち越しに成功。その裏に同点に追いつかれたが、直後の5回に1死二塁の好機で、明光(3年)が適時二塁打し、逆転した。8回には、大可が3安打目となる左前適時打をマークし、4―2と突き放した。

 先発のエース左腕・秋田は6回5安打2失点。再三ピンチを迎えながらも、強打の天理打線相手に粘投し、チームに勝利をもたらした。

 甲子園での初采配となった宇多村監督は「非常に選手に助けられて、最終的に勝つことが出来て幸せですね」と、しみじみ話した。秋田を引き継いで登板した秋山については「普段からしっかりやってくれている子ですから、安心してマウンドに上げれました」とコメントし、選手たちには「よくやった。その一言です」と労いの言葉を贈っていた。

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2020年8月11日のニュース