中京大中京、公式戦27連勝V 高橋宏が最速タイ154キロ締め いざ甲子園で「155キロを」

[ 2020年8月11日 05:30 ]

愛知大会決勝   中京大中京 1-0愛知産大工 ( 2020年8月10日    岡崎市民 )

<中京大中京・愛知産大工>愛知大会を制しポーズを決める高橋宏(左)、印出バッテリー
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 中京大中京の高橋宏斗(3年)が10日、愛知産大工との愛知大会決勝戦で自己最速タイの154キロを計測するなど2回完全に抑え、新チームになった昨秋から公式戦無敗の27連勝で優勝した。12日には交流戦で智弁学園と対戦。最初で最後の夢舞台を前に「甲子園での155キロ」の使命を改めて掲げた。

 8回にスクイズで先制して均衡を破った直後、当然のようにマウンドを任された。「背番号1をつけている以上、1点もやるわけにはいかない」。1球目から152キロを投げ込んだ。テンポよく3人で片付け、クライマックスは9回だ。4つ目の三振を奪い、あと1死。最後の打者への1目、球場の掲示板に「154」が示された。

 スカウトのスピードガンで記録した8日の準々決勝とは違う“公式”の数字。打者はぼう然と見送り、保護者ら限られた人数のスタンドからもどよめきが起きた。次の153キロで二ゴロ。計24球のうち13球が150キロ以上という圧巻の内容でしびれる展開に終止符を打った。

 「目標は155キロなので全然満足していない。ラスト1試合。甲子園で155という数字を出して、チームの勝利に貢献したい」

 勝利の瞬間、ガッツポーズすらしなかったように愛知制覇は通過点でしかない。「155キロが出てもおかしくない。最高のキャッチングをしたい」と捕手の印出からもアシストを約束された。「疲労もないし、中1日で投げるのが一番調子がいい」。9日に18歳になったばかり。もうすぐ夢を実現する。(康本 園子)

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