ソフトバンク千賀 日本人2位タイ161キロ連発!!“今季”3度目の自己最速更新

[ 2019年3月29日 20:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク―西武 ( 2019年3月29日    ヤフオクD )

<ソ・西>ソフトバンク先発の千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの千賀滉大(26)が自身初の開幕戦白星へ向け初回からエンジン全開だ。西武との開幕戦に先発すると第1球から自己最速となる161キロをマーク。続く2球目も同じく161キロを掲示すると本拠地ヤフオクDからどよめきの声が上がった。

 161キロは、日本人では大谷翔平(日本ハム・現エンゼルス)の165キロに次いで、由規(ヤクルト)の161キロに並ぶ史上2位タイ。

 2年連続で開幕投手を任された千賀は、昨年の開幕戦の初球でも当時自己最速の157キロをたたき出していた。また、今季の千賀はオープン戦から自己最速記録を2度も更新。2日の阪神戦で自己最速158キロを記録すると、22日の広島戦では159キロをマーク。「球速が上がっている感じはある。そこを求めると先発としてイニングが難しくなる。アドレナリンを抑えながら投げたい」と開幕へ向け手応えを語っており、160キロの大台到達が期待されていた。

 千賀は開幕戦でアドレナリンを抑えきれなかったのか先頭・金子こそ四球で歩かせたものの続く源田を二ゴロで併殺打に打ちとり、3番の秋山は二ゴロに抑え初回を無失点で終えた。

 2回以降は“やや省エネモード”も要所で150キロ台後半のストレートを披露。5回を終え2安打無失点と熱投中。

 試合は2回に松田の先制ソロでソフトバンクが先制するとその後も着々と加点し4-0とリード。

 6回には1死満塁のピンチを迎えたが、山川を中飛、森を見逃し三振に仕留めた。6回3安打無失点でマウンドを降り、「今日はプロ初先発の日と同じくらい緊張した。かなり力んでしまい、球数が多くなってしまったのが反省点だが、試合を壊すことなく6イニングを投げることができたので良かった」と振り返った。

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