札幌大谷 西原“投志”満開 好調打撃に続き“本業”開花宣言

[ 2019年3月29日 08:20 ]

練習中、開花宣言の出た桜に笑顔を向ける西原
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 第91回選抜高校野球大会(甲子園)に出場している札幌大谷はきょう29日、2回戦で明豊(大分)と対戦する。28日は兵庫県西宮市内で練習を行い、背番号1の西原健太(3年)が甲子園初登板への意欲を見せた。コンディション不足のため1回戦(対米子東)の登板を回避したエースは、まずは好調な打撃でチームに貢献して出番を待つ。

 投内連係を離れ、西原が外野でフォームを確かめながら遠投を繰り返した。さらに投球プレートからホームベースまでの18・44メートルを意識した強めのキャッチボール。引き揚げてくる西原には、笑顔が絶えなかった。

 「(1回戦は)1本打てて、打点も挙げられたのがうれしかった」。米子東戦では右前適時打、さらに一塁守備でもファウルフライを2度好捕した。攻守に力を発揮したが、コンディション不足で登板機会はなかった。

 前日27日には、練習後に宿舎近くの公園で船尾隆広監督(47)を相手に30球ほど投げた。監督に声を掛けられたのは「初めてだと思います」と西原。“特別な空間”で、無心に監督のミットを目がけて投げて吹っ切れた。「自分は投げる気満々です」。実際にマウンドに上がれるかは微妙な状況だが、登板への強い思いは勝利への意欲に直結する。

 この日のフリー打撃では左中間フェンス直撃打を放つなど、主軸として変わらずバットの方は好調だ。船尾監督は言う。「(前日は)ボールが指にかかっていた。何より表情がいい」。グラウンド脇でのトレーニング時には、近所の住民の「体が大きいね。次(の試合を)見に行くから頑張って」という声を笑顔で受け止めた。

 明豊は1回戦で横浜(神奈川)の最速153キロ左腕・及川を攻略した難敵だ。西原は「相手は強力打線だし、打ち勝つ気持ちで臨みたい。投げるのであれば(チームの)勝ちに向くようにやっていきたい」と言った。その先に、ベスト8が待っている。
 (竹内 敦子)

 ≪背番号17・太田「調子悪くない」≫1回戦で4安打1失点完投した背番号17の太田流星(3年)はブルペンで23球を投げ「調子は悪くないと思う」と明るい表情を見せた。午前9時開始の第1試合に向け、初戦後は早ければ午後8時半就寝で生活リズムを調整。船尾監督が「踏ん張って、周りが盛り上げてくれたら」と期待する変則右腕は「先発なら、いけるところまでいきたい」と2戦連続好投に意欲をみなぎらせた。

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