熊本西 アルプス席から遺影も見守った、横手監督の目に涙

[ 2019年3月29日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第6日 1回戦   熊本西2―13智弁和歌山 ( 2019年3月28日    甲子園 )

<熊本西・智弁和歌山>応援団にあいさつを終え引き揚げる熊本西ナイン(撮影・後藤 正志)
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 昨年亡くなった当時2年生部員の遺影がアルプス席から仲間の勇姿を見守った。昨年11月18日に練習試合で打席に立ったところ側頭部に死球を受け、翌日にくも膜下出血で死亡。チームは18日、墓前で手を合わせてから熊本を出発。この日は大量得点を許した場面で、マウンド上に選手が集まって上空を見上げた。横手文彦監督は「彼の分も頑張って、勝って少しでも甲子園を楽しみたかった」と涙ながらに語った。

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2019年3月29日のニュース