初出場の筑陽学園が接戦制し8強進出!持ち前の堅守で初戦24得点の山梨学院封じる

[ 2019年3月29日 16:07 ]

第91回選抜高校野球大会2回戦   筑陽学園3-2山梨学院 ( 2019年3月29日    甲子園 )

<山梨学院・筑陽学園>力投する筑陽学園・西館 (撮影・後藤 大輝)
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 第91回選抜高校野球大会は29日、甲子園球場で2回戦の3試合が行われ、第3試合でセンバツ初出場の筑陽学園(福岡)が山梨学院を3-2で下し、ベスト8に進出した。初戦で歴代24得点を記録した山梨学院打線を持ち前の投手力と堅守で封じ込んだ。

 タイプの異なる3投手を中心に接戦を勝ち抜き、昨秋に九州王者に輝き、今大会初戦も福知山成美(京都)を3-2と接戦で下し、甲子園初勝利をあげた筑陽学園。対する山梨学園は初戦の札幌第一戦で大会最多タイの24安打、歴代2位の24得点を奪った強打が売りで、対照的なチームの対戦となった。

 筑陽学園は初回、2死一塁から4番の江原(3年)が先制の適時二塁打。直後に同点に追いつかれたが、7回に2死二、三塁から1番・中村(2年)が勝ち越しの適時打を左前へ運んだ。8回にも福岡(3年)が適時打を放ってリードを広げた。8回に1点を返され、9回にも2死満塁のピンチを背負ったが、堅守で守り抜いた。

 投げては初戦で9回2失点完投の西(3年)が5回途中1失点の粘投。3番手の西舘(3年)が4回2/3を1失点の好救援を見せ、チームを勝利に導いた。計10安打を許したが、守備陣が初戦に続く無失策で投手を盛り立てた。

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