V奪回へ!栗山マジックで“七色”オーダー「143通り組めたら」

[ 2019年3月29日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム―オリックス ( 2019年3月29日    札幌D )

<日本ハム練習>鶴岡(左)と話す栗山監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 野球を変える!日本ハムは29日、札幌ドームで2019年のシーズン初陣となるオリックス戦に臨む。チームは28日に本拠地で全体練習を実施。12年の監督就任から今年で8シーズン目を迎える栗山英樹監督(57)は改めて既成概念にとらわれない采配を連発して3年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指す方針を語った。

 札幌ドームの三塁側ロッカールーム。主将2年目を迎える中田、近藤、西川ら主力が次々と今季への抱負を語っていった。最後は右腕を痛め別メニュー調整を行っている来日2年目のマルティネスまでも発言し、士気は最高潮に。栗山監督は頼もしそうにナインを見渡し「この気持ちを忘れず、最後までやり抜こう」と語りかけた。

 本拠地で行われたシーズン開幕前日の全体練習。アップ開始前に全体ミーティングが行われた。数日前に「俺が何かを話すより、選手が話した方がいいと思う」と語っていた栗山監督は、その言葉通りに選手に発言を促した。すると中田だけでなく、多くの選手が自発的に語り出した。12年の監督就任から過去7年で2度のリーグ優勝を飾っているが「人間的にも日本一のチームを作りたい」が究極の目標である栗山監督は、選手たちの成長が何よりうれしかった。

 選手を3年ぶりの優勝と日本一まで導くため、覚悟は決まっている。西武、ソフトバンクと夏場まで優勝争いを展開した昨季を終えて「これまでと同じことをやっても勝てない(優勝できない)と思った。だから常識にとらわれず新しいことをやる」と決意。これまで以上に既成概念を取り払うことを決めた。

 すでに打順の既成概念も捨てており「(143試合で)143通り組めたら」と相性やコンディションによって柔軟に組む意向。昨年は中田が138試合で4番で先発したがオープン戦は近藤、王柏融も4番で起用した。中田も「何番でもいい」と語る。21日のDeNA戦で三塁手の浅間を外野に回すなど極端な守備シフトも継続する方針。4回以降、3巡目の対戦で失点する先発が多いことから中継ぎで開幕1軍の斎藤や当面は先発ローテーションを任せる金子らを「オープナー」で起用する可能性もある。

 「メジャーもここ3年で大きく野球が変わっている。でも、まだやり方はあると信じてる」と栗山監督。メジャー流に7年間の監督経験もふまえて、2019年は野球を変える。そして頂点に立つ。(山田 忠範)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年3月29日のニュース